Another:071【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 美獣 』Another:071



  ミコトは誰かの葬儀に並んでいた。
  それは地域環境管理実習訓練のときに居た
  DB達の合同葬儀。。。
  そこには末浪の棺もあった。
  


  2日前。。。
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  ミコト歌音に攻撃を仕掛ける。
  しかし、上手く受け流されてしまう。
  
   『 直線的過ぎます。。。私は器祇ほど単純ではありませんよ 』

  歌音も2人に射撃をする。
  ミコトは避けながら、を盾にするように後ろにつく。
  も斬鋼を盾にして耐える。
  
   『 隠れていないで何とかしろ 』
 
   『 わかってる! 』

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  ミコトは特殊な弾丸に詰め替えて歌音に射撃する。
  しかし、歌音は弾丸を弾丸で相殺する。
   
   『 そのまま撃ち続けろ。。。』
 
  ミコトの弾丸を相殺させて
  その隙に特攻する
  そして、斬鋼を振り下ろすが、
  片手で斬鋼の軌道を反らされてしまう。 

   『 力の使い方がなっていませんね。。。』
   『 闇施設や育成機関でも優等生と聞きましたけど? 』
 
 

  片手でミコトに射撃を続けたまま
  を足払いで蹴り倒す。
  そして、もう片手にも拳銃を構えて
  近距離から倒れているを狙う。
  その様子を見て、ミコトもフォローに入ろうとするが、
  歌音の牽制が強過ぎて、身動きが取れない。

   『 それでは、おつかれさまでした 』

  も咄嗟に斬鋼で弾丸を受けるが、
  斬鋼は砕け散ってしまう。
  そんな状況に2人の仲魔もフォローに入る。
  しかし、突貫したタラスクはカウンターで顔面を潰され、
  ジャックランタンも弾丸で体半分を吹き飛ばされてしまう。
  瀕死の仲魔をCompに仕舞うミコト。 
  ミコトも間を詰めて射撃をするが、
  それを避けられて、殴られてしまう。
  口を切って、少し流血するミコト
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   『 あまり傷付けさせないでください。。。』
   『 これでも本当にスカウトしたいと思ってるんですから 』


  その歌音の背後からナイフで襲い掛かる
  しかし、腕を取られて投げ叩きつけられる。
  そのまま歌音の腕を折る。
  痛みに顔を歪ませながら、歌音を蹴り弾く。
  はナイフを持ち替えて、まだ戦おうとする。

   『 そう言う戦意の強さ。。。嫌いじゃないです 』
   『 でも、欲しいのは。。。』


  その時、何処からか歌音へ射撃がされる。
  それに気付いて避ける歌音
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   『 先輩!大丈夫ですか!? 』

  そこには春風破丘、第五ホームから送られたDB達が集まっていた。
  
   『 何でこんな早く。。』
  
   『 事情は知らないが、ここから救難信号が送られていた。。。』
   『 それで第五ホームから近くに居るDBに要請があったんだ 』

   『 ここから。。。? 』


  ミコトを見るが、それらしき通信をした感じもなく
  横たわる末浪を見る歌音
  そして、末浪の服の中から何かの受信機を見つける。
  
   『 中継性発信機(Sole Pointer)ですか。。。こんな旧世界の機械がまだ。。。』

  末浪は来る途中で電波を中継する機械を置いていた。
  それを経由して、ここに入る前に救難信号を送っていた。

   『 はぁ。。。ここまでみたいですね 』
   『 今回は退くことにします 』


   『 ただで帰れると思ってるのか? 』

   『 う~ん、別に殲滅突破も可能だと思うのですが。。。』
   『 辞めておきます 』


  歌音が袖から何かを落とす。
  すると周囲が煙に包まれて、その隙に逃げられてしまった。
  救護援軍PTリーダーが歌音を追うように指示するが、
  ミコトがそれを止める。
  
   『 辞めておいた方がいい。。。』
   『 分散して挑んでも死人が増えるだけだと思うから。。。』


  その後、ミコトは救護されて
  その施設内で他のPTの死体が見つかり、
  初めに第五ホームに帰らせた候補生達のPTも襲撃されていた。
  そして。。。。。


  
  
  
  末浪の棺が埋められていく。 
  落ち込むように暗いミコトに寄り添う春風
   
   『 大丈夫ですか?先輩。。。』

   『 うん。。。また戦う理由が増えたから。。。』
   『 私は戦えるよ。。。』

 
   『 いや、そう言うことじゃなくて。。。』

  
  ミコトは離れたところに居るを見詰める。
  の表情はいつもと変わらないはずなのに
  何処か寂しげに見えた。
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   『 戦ってれば、こう言うことも起こるってわかってる 』
   『 覚悟だってしてたつもりだけど。。。キツイよね 』
   『 皆が幸せな世界か。。。本当に創れるのかなぁ。。。 』


  ミコトが空を見上げると
  それと同時に雨が降り始めていた。
  その頃。。。


  
  暗い部屋、何処かの施設。。。
  器祇は自分で包帯を替えていた。

   『 ヒルコの力を持っていただけありますね 』
   『 再生力はEDEN №1ですか。。。』


  そこに歌音がやってくる。
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   『 私はあそこでDBの捕獲は辞めるようにお願いしました 』
   『 下手をすれば、施設を知られかねませんからと。。。』
   『 でも、あなたは自分の戦闘欲を満たすために。。。』


   『 神格すら宿せなかったお前が俺に指図かよ 』
   『 施設ならまた作ればいい。。。なに、まだやれるさ 』


   『 やれませんよ。。。あなたは。。。』


  歌音器祇に銃を向ける。
 
   『 理解出来てますか?自分の価値を。。。』
   『 あなたは既にヒルコを失いました 』
   『 もう不要なGargoyleです。。。』
   『 それにあなたは兵隊としては、そこそこですが。。。』
   『 幹部としては、あまりに無能過ぎる。。。 』
   『 つまりお役御免ってわけです 』


  歌音の初撃を避ける器祇
  そして、契約している仲魔を全て出す。
  しかし。。。

   『 知りませんでしたか?私の宿してる子のこと。。。』
   『 神格ではありませんが。。。結構、強いんですよ? 』


  何かが複数居た器祇の仲魔が一瞬で吹き飛ぶ。
  
   『 憑依神を失っても人格を保てた初めてのケースです 』
   『 肉体だけは出来るだけ綺麗に持ち帰りたいですが。。。 』


   『 この汚れた血の。。。』

  
  歌音の背後から伸びた大きな手が器祇の頭を掴む。
  そして、そのまま握り潰した。

   『 あらら、やっちゃいましたか。。。』
   『 頭は残したかったのですけど。。。』


  そして、歌音器祇の骸をカプセルへと入れて
  何処かへと運んでいった。



                  【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】Fin

Another:070【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 優先される目的 』Another:070



  末浪は倒れ込み、末浪を抱きかける。
  ミコト仲魔 ジャックランタン(パンプ)を出して警戒する。

   『 ねぇ!末浪はどうなの!? 』
  
  末浪は既に瀕死だった。
  そして、そっとの顔を摩る末浪
  血を吐いて苦しそうにする末浪
  も回復アイテムを使うが、回復を受け付けない。
  
   『 駿。。。』
 
   『 何だよ。。。やっと昔の呼び方かよ。。。』
   『 最後に抱きしめられた相手が里巳なんてな。。。』
   『 最悪だ。。。』

 
  しかし、その末浪の顔は嬉しそうだった。
  そして、そのまま息を引き取る。
  その時。。。


  
  その場に銃を持った警備兵が投げ込まれる。
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   『 大丈夫ですか!? 』

  その場に歌音が駆け付ける。
  そして、倒れている末浪に近付く。
  脈や状態を確かめる歌音
  その時。。。
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   『 何で。。。こんなことをしたんですか。。。』

  ミコト歌音の銃を向けていた。
  その状況に末浪を抱えたまま歌音を薙ぎ払う。

   『 何をするんですか!? 』

   『 ここの警備が主に使っている銃はセルゲイ・エミール。。。』
   『 DB仕様でもない普通の銃です。。。』
   『 そんな銃で魔力を帯びたDBの体を貫くのは難しい。。。』
   『 それに。。。』


  歌音との会話を思い出すミコト
 
   『 あなたは崎守を「炎、纏う蒼の魔崩戦士」って言いました 』
   『 でも、崎守が火炎特化型の魔崩戦士なんて。。。』
   『 殆ど知られてないことなんです 』
   『 余程のことがない限り、炎を使わない人でしたから。。。』

  
   『 それは私と一緒に仕事していたときには。。。』

   『 そうだったと思います 』
   『 戦う相手が相手だったと思いますし。。。』
   『 そして、崎守を似たような感じで呼んだ人がいました。。。』

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  以前、器祇崎守「不麗夢」と呼んだことを思い出す。
  
   『 信じたくなかったです。。。』
   『 あなたがEDENの関係者であることを。。。』
   『 DBを呼んで食事会をしていたとき 』
   『 あなたの顔は優しく見えたし。。。』
   『 崎守の技術を伝えてるときだって、嘘には思えなかった。。。』
   『 なのに。。。』


  ミコトは悔しそうに歯を食いしばり、
  歌音の瞳を見つめる。
 
   『 今のあなたからは。。。人殺しの匂いがする。。。』
   『 。。。他の皆はどうしたんですか? 』
   『 何で末浪を。。。』


  少し微笑みながら答え始める歌音
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   『 そうですねぇ~邪魔になったので死んでもらいました 』

  その言葉にミコト達は絶句する。
  そんな会話の途中で歌音に斬り掛かる

   『 失敗作は必要ないんです。。。斑さん 』

  斑の攻撃は軽く避けられて蹴り払われる。

   『 ミコトさん。。。良かったらEDENに来ませんか? 』
   『 あなただったら良い人神になれると思います 』
   『 そして、私達のお手伝いをしてはもらえませんか? 』

 
   『。。。ふざけるな!私が何のために。。。』

   『 崎守さんも昔は所属してたんですよ 』
   『 まぁ、Noahにも所属していたみたいでしたから 』
   『 結果的に私が撃っちゃったんですけどね 』

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  崎守が襲撃を受けて、最後に戦ったとき。。。
  傷付きながらも器祇を押していた。
  しかし、1発の弾丸が崎守の腕を吹き飛ばすと
  続け様に他の肢体も貫かれていく。
  そして、倒れて動けない崎守歌音が近付いていく。

   『 あ、でも。。。崎守さんに技術を教わったのも本当ですし 』
   『 世界の皆が幸せに暮らせれば。。。と言う気持ちも本当です 』
   『 ただそれは。。。私の目的が優先されてのことなんですけどね 』
   『 私は。。。この世界全ての悪意を消したいと思ってます。。。』


   『 なら、あなたのしたことは! 』
 
   『 安心してください。。。全てが終わったとき。。。』
   『 私もこの世界から消えますから。。。』
   『 でも、それまでは。。。』


  歌音に侵蝕をするが、
  その侵蝕が無効化されてしまう。

   『 私には魔法が一切通じません 』
   『 さてと。。。そろそろお仕事をしないとですね 』


  そう言って歌音へと銃を向け始めた。

Another:069【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 ヒルコ 』Another:069


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  ミコト達の前には器祇が出した
  巨大な赤子。。。ヒルコが現れていた。
  ヒルコは無差別に周囲へと氷結魔法を放っている。

   『 暴走してるの。。。? 』
  
   『 術者の許容範囲を超えて、不完全で召喚されたんだろ? 』
   『 未熟種にしては大きい赤子だ。。。』

  
   『 こんなのが外に出ちゃったらヤバイかもね。。。』


  ミコトは武器を構える。

   『 おい、まさかこんなのとやり合う気かよ。。。』
   『 。。。って、やり合うんだろうなぁ~お前等なら。。。』

  
   『 末浪、補助系魔法も少し使えたよね? 』
   『 援護してくれたら凄い助かるかも! 』


  ミコトが射撃を開始する。
  それに合わせて、ヒルコに斬り掛かる。
  ヒルコを払おうとするが、素早く避けて斬り付ける。
  しかし、凄い早さで傷が回復されてしまう。

   『 腐っても上位神格級か。。。』

   『 斑!召喚者本体を狙って! 』
   『 多分、器祇を倒せばヒルコも肉体維持が出来なくなる! 』

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  は放心している器祇へと突っ込む。
  しかし、ヒルコで斑を遮る。
  危うく押し潰されそうになる
  その隙にコッソリと仲魔 ネコマタ(珠姫)器祇の背後を取っていた。
  爪で奇襲を掛けるが、放心状態の器祇が反射的にそれを受け止める。
  その様子に気付いてヒルコが振り返る。

   『 まずい! 』

  ヒルコは絶対零度を放つ。
  ミコトも咄嗟に珠姫をCompへと仕舞って回避させた。
  も自分の仲魔 タラスクに指示を出すが、
  タラスクは怯えてしまって動けない。
  ヒルコも召喚者を攻撃されないように
  自分の体へと器祇を飲み込んでいく。

   『 これでまともにやり合うしかなくなったか。。。』

   『 元々そのつもりだったんでしょ? 』
   『 なら、同じだよ。。。』


  ミコトは圧倒的な力の前に一歩も退かない。
  
   『 攻撃力があるだけで動きは鈍い。。。』
   『 絶望的とまではいかないか! 』


   『 だが、このままペースを続けていても。。。』


  ダメージこそは与えられるものの
  すぐに回復されてしまう。
  
   『 せめて、本体に直接。。。』

   『 なぁ、さっきの男を引き釣り出せればいいのか? 』

   『 うん、多分。。。ダメージを与えれば何らかの効果はあると思う 』

   『 わかった。。。なら、何とかしてみる。。。』


  末浪が魔力を高め始める。
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   『 1発撃つと暫く使えないんだけどな。。。』
   『 爆発性ってことなら、お前等の技よりも丁度良いだろ。。。』


  手にはメギドラオンの魔法が用意されている。
  
   『 斑!やることはわかてるでしょ? 』

   『 仕方ない。。。乗ってやる。。。』


  は一気にヒルコへと斬り掛かる。
  に放たれそうになる氷結魔法は
  ミコトの射撃で微妙に軌道を反らされる。
  そのミコトも距離を詰めて、近接して戦う。
  そんな中、ミコトが絶対零度を受けそうになるが
  が蹴り払って、範囲の外に弾き出したり、
  逆に氷結魔法を受けそうになる
  射撃して、それを回避させたりと補い合う。

   『 お前等、本当酷い連携だな。。。』

   『 この子との連携なら、これで十分だ! 』

  
  ヒルコの腹部を深く斬り付ける。
  ミコトも再生されないように
  傷口へと弾丸を撃ち込んでいく。
  そして。。。

   『 末浪! 』

   『 あぁ、わかってる! 』


  末浪はそのヒルコの傷口に腕を突っ込んで
  そのままメギドラオンを放つ。
  その爆発でヒルコの体の一部が破裂。
  そこから器祇が弾き出されてきた。
  朦朧な感じで立ち上がる器祇
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   『 さっさと目を覚ませっ! 』

  その器祇の顔面を激しく殴り飛ばす。
  それと同時にヒルコの魔力が著しく下がる。
  それを見て、切り開いたヒルコの腹の中に飛び込む

  悲鳴を上げるヒルコ。。。
  内部から斬り付けられ、ヒルコの首が刎ね飛ぶ。
  斬られた首からが飛び出し、
  ヒルコの胴体は器祇へと倒れ込み
  そのまま器祇を巻き込んで激しい水蒸気爆発を起こした。
  そして。。。。。

  
  
  持っていたペットボトルの水を被り、
  ヒルコの体液を少し流す
 
   『 何とかなったな。。。』
   『 本当、無茶しやがって。。。』


  持っていたタオルを渡す末浪
  もそれで軽く顔を拭く。
  そして、一瞬が少し微笑んだように見えた。
  その時。。。
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   『 !? 』

  末浪を突き飛ばすと、末浪が何かに貫かれる。
  倒れるに2射、3射と放たれるが、
  それも末浪が腕を盾に庇い受ける。
  腕を貫通したものの、何とか体で防ぎ止めた。
  末浪は最後の力で何かが放たれた方へアギダインを放ち、
  そのまま倒れてしまった。

Another:068【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 鬼子 』Another:068



  ミコト達の目の前には
  今を待ち侘びたように器祇が立っていた。
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   『 やっぱり生きてたんだ。。。器祇 勇慈 』

   『 お前を殺るまで死ねるかよ 』
   『 まぁ、五体満足とはいかなかったがな。。。』


  器祇が下着の裾を上げると
  その片足は機械化されていた。

   『 もう無いのに痛ぇんだよ、戦ってねぇと疼くんだよ。。。』
   『 お前を殺せば、この痛みも。。。』


  まだ話している途中で器祇に斬り掛かる。
  器祇も何とかの斬撃をクレイモアで受ける。
  を力で振り払う器祇
 
   『 白蛇のオマケ付きかよ。。。』
   『 まぁ、処分命令も出てるし。。。丁度良いか 』


  仲魔 アークエンジェルを出す器祇
  ミコト達も自分の仲魔を出して応戦させる。
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   『 末浪は仲魔達の援護をお願い。。。私は。。。』
 
  ミコト器祇に銃を向ける。
  それを割って入るように器祇に仕掛ける
  しかし、ミコトは構わず射撃する。
  その弾丸は斑の背を捕らえるが。。。

   『 !? 』

  ミコトの弾丸を避けて、弾丸はそのまま器祇に直撃する。
  一瞬動きの止まった器祇を薙ぎ払う
  ミコトに近付く。
  
   『 こいつの相手は私がしたいんだけど。。。』

   『 関係無い。。。こいつはEDENの人間なんだろ? 』
   『 なら、遠慮はしないつもり。。。』


   『 。。。そうなると思った。。。』
   『 なら、私は私でやらせてもらう 』


  そう言って立ち上がる器祇を見るミコト

   『 運が悪かったね。。。2人を相手にすることになるなんて 』
   『 多分、この前程度では済まなくなると思う。。。』


  ミコト器祇に仕掛ける。
  器祇もそれに応戦する。

  器祇と斬り合うが、力負けしてしまう。
  体勢の崩れたに斬鋼を振り下ろそうとするが、
  ミコト器祇に零距離火炎弾を撃ち込む。
  弾け飛ぶ器祇だが、すぐさま立ち上がってアーマード化する。
  ミコトのラピッドを受けながら、強引に斬り掛かろうとするが。。。

   『 危なっ!? 』

  が侵蝕を使う。
  ミコトは咄嗟に避けるが、器祇はその影響を受ける。
  状態悪化は無いものの、器祇に一瞬隙が出来る。
  
   『 全く気遣い無しか。。。でも、それは私も。。。』
   『 同じかっ! 』


  衝撃弾、忘却弾、腕部狙撃の三弾射撃をするミコト
  最後の腕部狙撃は避けられ、後ろにいたに当りそうになる。
  そんな様子を見ている末浪
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   『 あいつら、あれでDB育成機関の鬼子2人だぜ。。。』
   『 俺だったら絶対御免だ。。。2人同時なんてな 』


  器祇ミコト達に苦戦をする。
  別に補い合う戦い方ではないはずなのに
  結果的に連携になっているミコト達の戦い方に。。。
  ダメージに膝を着く器祇
  それに対して、ミコト達にはまだ余裕があった。

   『 冗談じゃない。。。俺が何でこんなガキ共に。。。』
   『 殺られるわけないだろ?この俺が。。。』
   『 もう、昔とは違うんだぞ?今の俺は。。。』


  十数年前、自分が周囲から虐げられていたことを思い出す。
  力も無く、抵抗も出来ずにいる自分。
  不満だけが積み重なり、気持ちが安定しない自分。
  そこに誰かが手を差し伸べたのを思い出す。
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   『 この世界をぶっ壊すまで死ねるかよ。。。』
   『 俺はまだ狩り続けるんだ。。。蛆虫共を。。。』
   『 壊して、壊して。。。全てを新地にするまで 』
   『 そこで新たな創造主に。。。』


  そんなことを呟いてるところを殴りつけるミコト
 
   『 もういい。。。喋んな。。。』
   『 そんなに創造主がしたいなら 』
   『 無人島で勝手に王様にでもなれ! 』


   『 力を持って勘違いした良い例だ。。。』
   『 道化の王様くらいにはなれたんじゃないのか? 』


  予想とは反して、不利な状況に吐き出す器祇
  しかし、吐き気が治まると何かが器祇の中で切れる。
 
   『 道化の王だ。。。? 』
   『 俺は最強の神の力を手に入れてんだぞ。。。』
   『 お前等みたいな小蟲と一緒にするな。。。』


  そんな器祇に斬鋼を振り下ろす
  しかし。。。

   『 !? 』

  斬鋼は器祇の体から出てきた大きな手に掴れる。
  そのまま力任せに殴り払われてしまう

   『 これって、まさか。。。』
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  ミコトは以前に新宿物資貯蔵フロアで接触した少年を思い出す。
  器祇の体から徐々に何かが出てくる。
  それは手足が異様に短い。。。
  巨大で肉の塊のような未熟児の悪魔だった。
  
   『 何。。。これ。。。』

  その赤子の悪魔が氷結の光線を吐き出す。
  ミコトはそれを避けるが。。。

   『 末浪、珠ちゃん!避けてっ! 』
 
  器祇のアークエンジェルと戦っていた末浪達
  ミコトの掛け声で何とか氷結光線を避ける。
  しかし、アークエンジェルは光線に飲み込まれて
  一瞬で凍り付いてしまう。
  そして、仲魔 ネコマタ(珠姫)が赤子の悪魔を見て驚く。

  『 これ。。。もしかして、ヒルコ。。。? 』
  
  『 え?ヒルコって。。。イザナミとイザナギの。。。』
  
  『 確かに神の力を手にしていたみたいだな。。。』  
  『 それも日本最古クラスの大物の。。。』


  ミコト達はその巨大な赤子。。。
  ヒルコを前に固唾を呑んでいた。

Another:067【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 等価交換 』Another:067



  生体実験中の様子を目の当りにしたミコト達
  ミコト達はその場に居る研究関係者を全て殲滅した。
  非致死的に倒すミコト末浪だが
  は全て相手を葬ってしまっていた。
  少し息の荒い。。。

   『 白蛇が赤くなってどうするんだよ。。。落ち着け 』
 
  の頬に付いた血を手で拭う末浪
  一段落着いて、少し落ち着きを取り戻す

   『 全くお優しいな。。。あなた達は。。。』
   『 こんな研究をしている連中相手に。。。』


  ミコト末浪が倒した研究関係者達を見る。
  そんな中、1人が気が付いて起き上がろうとするが、
  ミコトが容赦無く、顔面を蹴り上げる。
  再び沈黙する研究関係者。

   『 だって、そんなのよぉ。。。』

   『 斑の言ってることの方が正しいよ。。。』
   『 でも、私は死んで罪が零になるのは等価ではないと思う 』
   『 どうせなら、生かして。。。その分の代価を払わせたいと思ってる 』
   『 例え、死んだ方がマシって思うくらいでもね。。。』


   『 なんだよ。。。お前等。。。』
   『 やり方の差で、結局えげつないんじゃねぇか。。。』


  ミコト末浪は生かした研究関係者を一箇所に集めて拘束する。
  そして、そこにあった研究資料を手にする。
  
   『 それ、渡してもらえる? 』
 
  研究資料を手にしたミコトに斬鋼を向ける

   『 ちゃんと後でコピーを渡すから。。。』
   『 ここの物は、お互い共有するってことで良いでしょ? 』

  
   『 あぁ、わかった。。。』


  ミコト達は集められるだけの資料を集めて部屋を出る。
  
   『 はぁ。。。まさか噂が本当だったなんてなぁ。。。』
   『 今のって、第六ホームの噂とか。。。そんなやつなんだろ? 』


   『 まぁね。。。』
 
   『 それを何でお前等が。。。』


  少し沈黙した後に2人は答え始める。

   『 私は。。。依頼とかで、巻き込まれたりしてて。。。』
   『 そう言う行為そのものが気に入らないのもあるし。。。』
   『 育ての親が何か関係してるらしくって。。。』
   『 そう言うのをひっくるめて調べてる 』


   『 斑は何でこんなことに? 』

   『 私は。。。』


  そんな時、警備兵がやってきてしまう。
  会話を止めて、戦闘態勢に入るミコト達
  そして。。。。。



  ミコト達は1人の警備兵を捕まえていた。
  そして、行方不明の候補生達の居場所を尋ねる。
  しかし、中々答えようとしない警備兵。
  警備兵に斬鋼を近付ける
  
   『 殺してしまっては意味がないでしょ? 』
   『 どうせやるなら。。。』


  ミコトは口では言えないような方法で
  警備兵から行方不明の候補生の居場所を吐かせる。
  その様子を見て。。。

   『 うわ、お前。。。』

   『 本当に酷い奴だ。。。』

   『 さっきも言ったでしょ?等価の裁きが必要だって。。。』
   『 そんなことよりも。。。』
  

  居場所が判明して、他のPTに通信をする末浪
  しかし、全く繋がらない。
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   『 あーダメだ。。。何かの電波妨害されてる 』
   『 どうする?一度戻るか? 』

 
   『 これだけ騒ぎを起こしておいて、戻るわけにも。。。』
   『 せめて麻宵達を見つけてからではないと 』

 
   『 それにどうやら魔道具妨害もあるみたいだ。。。』
   『 トラエンスの類は使えなくなっている 』

  
   『 余程重要な施設ってことかよ 』
   『 とりあえず、さっさとあいつらを見つけてっと 』


  ミコト達は地下にあった監禁室を見つける。
  そこには候補生達の他にも何人か捕らえられていた。
  中には幼い子供達も居た。
 
   『 さてと、鍵を。。。』

  しかし、は開錠を待たずに感情的に檻を切り払う。
   
   『 ほら、何をしてるの? 』
   『 麻宵達は他の人達を連れて、ここから早く出ろ 』

  
  捕まっていたDB達は逃走の準備を始める。
  そんな中、1人の子供がの前で転んでしまう。
  その子供は泣き出してしまう。
  ミコトが駆け寄ろうとするが、末浪がそれを止める。
  そんな状況には屈んで手を差し伸べる。

   『 掴まれるくらいの手は貸してあげる。。。』
   『 だけど後は自分で立ちなさい。。。』


  そんな言葉を聞いて、子供は泣き止む。
  そして、の手に掴まって立ち上がる。
 
   『 それでいい。。。』

  軽く子供の頭を撫でる
  そんな様子に少し驚くミコト
  そして、第六ホームでコータに斬鋼を振り上げたことを思い出す。
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  ミコトは戦っているときのとの違いに少し戸惑う。
  
   『 元々はあぁ言う奴なんだよ。。。』
 
  その様子を見て、末浪は少し嬉しそうだった。
  そして。。。。。


  
  ミコト達は更に施設の深部を目指していた。
  
   『 なぁ、麻宵達も見つかったんだしさぁ。。。帰っても 』
  
   『 この施設をこのままにしておくわけにはいかない。。。』
   『 それに少し気になることも。。。』


  それは麻宵達が話していたこと。
  自分達を拉致したのは、クレイモアを持った男とその部下達。
  ミコト達は施設の最深部に着くと
  自動的に目の前の扉が開く。
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   『 態々わかり易く拉致ってやったのによ。。。』
   『 思ったよりも遅かったな。。。待ち草臥れたぞ 』

 
   『 やっぱり生きてたんだ。。。器祇 勇慈 』


  ミコト達の目の前には
  今を待ち侘びたように器祇が立っていた。

Another:066【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 危険領域 』Another:066



  ミコト達は地域環境管理実習訓練中に行方不明となった
  候補生PTを捜索していた。
          
   『 お~い、狗阪。。。お前、犬系悪魔連れてたよな? 』
   『 そいつに匂いとかで探させないもんか? 』

 
  『 わかった、やってみる 』


  1人のDBがCompからガルムを出す。
  それを見て他のDB達も契約している犬系悪魔を出す。
  そして、その犬系悪魔に行方不明者の遺留品を嗅がせる。
  すると。。。

 
66-2.jpg
  
  ミコト達は絶壁の前に来ていた。
  何もないはずの場所で匂いが途切れてしまっていた。
  しかし、何かに気付く末浪。

   『 これ。。。』

  絶壁の一部で複数の足跡を見つける。
  そして、その岩壁に触れてみるとすり抜けてしまう。

   『 フォログラムかよ。。。何でこんなところに 』

  ミコト達がその中に入っていく。
  するとそこには機械管理された扉があった。
  触れてみるが開く気配がない。
  そんな扉にが斬鋼で斬り付ける。
  扉は壊せず、斬り付けた溝にバーストナパームを嵌める。
 
   『 ちょっと待って。。。そんなことをしたら。。。』

   『 雑な仕事をするような連中。。。』
   『 気付かれるのも許容の範疇なんだろう。。。』
   『 それに私達がここに着いたときには。。。』


  隠しカメラをザンマストーンで破壊する
  そして、全員を下がらせて
  ミコトにバーストナパームを射撃するように言う。
  バーストナパームが破裂すると扉は大きく歪む。
   
   『 紫園。。。アサルトをお願い 』

  は支援手から攻撃強化補助を受け、
  その力で歪んだ扉を打ち壊した。
  するとそんな状況に気付いた警備兵達が集まってくる。

   『 さてと、狩りの時間か。。。』

  は一気に警備兵達に斬り掛かる。
  ミコト達もそれに加勢する。
  そして。。。

 
  
  警備兵達の防衛に一段落つく。
  一度集まって作戦会議するミコト達
  
   『 ここまでやってしまったら仕方ありませんね。。。』
   『 ここからは分かれて行動しましょう 』


  歌音はPT編成を始める。
  ミコト末浪のPT。。。
  歌音と他2人のPT。。。
  残りの4人のPT。。。
   
   『 危なくなったら、すぐに逃げてください 』
   『 10分置きに連絡をお願いします 』
   『 後は各自の判断で。。。』


  ミコト達は頷く。
  そして、PTが行動を開始しようとしたとき
  そっと歌音ミコトを抱きしめる。
 66-3.jpg

   『 気を付けてくださいね。。。』
   『 まだ崎守さんの技術を伝えきっていませんから。。。』


   『 わかりました。。。』
   『 歌音さんもお気をつけて 』


  PTは分かれて内部の捜索を始める。
  そこは何かの研究施設のようだった。

   『 斑。。。ここの施設って。。。』

   『 あぁ、恐らくな。。。関係している施設だろう。。。』


  そんな中、に過去の幻影が見える。
  同じ連れて来られた子と戦って
  疲労した感じで廊下を歩く風景。
 66-4.jpg
  
   『 おい、関係してる施設って何なんだよ? 』
   『 お前等、一体。。。』


   『 末浪は関わらない方が良いよ。。。』
   『 。。。と言うよりも知らない方が良いと思う 』
   『 末浪、雰囲気の割に正義感強かったから。。。』

  
   『 何だよ。。。俺がけ蚊帳の外かよ。。。』
   『 。。。と言っても、俺とお前等では差があり過ぎるか。。。』
   『 今は聞かない。。。お前等信じて付いてくことにする 』
   『 自分の出来る範囲で、お前等の補助してくわ。。。』


   『 ごめん、話せるようになったら話すから。。。』


  そして、1つの部屋に入るミコト達
  すると。。。

   『 何だよ。。。これ。。。』

  広い医療部屋のような場所。。。
  そこには人と悪魔が融合した合成獣を手術している
  複数の研究者達が居た。
  その周囲にもまだ生きている合成獣や
  培養液に浸けられた合成獣達が置かれている。
  そんな中、警備兵達がミコト達に気付く。

   『 見たことは早く忘れた方が良い。。。』
   『 じゃないと、本当に末浪も危険だと思うから。。。』


  は自分達に襲い掛かる警備兵達を斬り掛かる。
  ミコトもそこに居た研究関係者達を
  非致死性のゴム弾で沈黙させていく。
  そんな中、1人の警備兵が呆然としている末浪に銃を向ける。
 
   『 末浪っ! 』

   『 あぁ、大丈夫だ。。。かんなり驚いたけどな。。。』


  自分に放たれた弾丸を避けて
  その警備兵にザンマを放つ末浪

   『 やっぱ、これ終わったら聞かせろよ。。。』
   『 こんなの見て、知らん振りは無理だわ 』


   『 。。。わかった。。。ちゃんと生きて帰れたらね 』


  そう言って3人はその場の研究関係者達を殲滅していった。

Another:065【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 蛇の足跡 』Another:065



  は自分が幼い頃、
  第六ホーム崩壊した後のことを話し始めていた。

   『 バベル直轄の孤児施設とは名ばかり。。。』
   『 そこは強靭で都合の良いDBを作る為の施設 』
   『 私のような身寄りの無い子達が沢山集められていた 』


  白い大部屋に沢山の子供達が集められてる。
  その子供達の目は何処か虚ろな感じだった。

   『 戦闘力向上のみを追及した教育。。。』
   『 薬物投与、魔術技法。。。この腕もそのときに与えられた物 』


  自分の半機械化された片手を見せる

   『 最適な環境下と言っても、無理な強化を施している状態。。。』
   『 中には、それに肉体が持たない子達も少なくなかった 』
   『 それでも訓練は続けられ、子供同士で争わせるたり。。。』
   『 どちらかが死ぬまでの実践訓練。。。私も生きる為に勝ち続けた 』


  初めは戦うことを拒んでいただったが、
  相手の子供はに襲い掛かってくる。
  も腕を斬り付けられて、初めて現状を自覚する。
  倒さなければ、殺られるのだと。。。

   『 数が減った分、また新たな子供が補充されていくだけ 』 
   『 事欠かない世界だからね。。。孤児を集めるには。。。』
   『 あの頃、倒した子達の顔は今でも覚えてる。。。焼き付いて離れない 』

 
  自分が生きる為に必死だった相手の表情。。。
  自分が敗北して、死を目の当りに絶望する表情。。。
  泣きながら命乞いをする表情。。。
  は戦った相手のそんな表情を思い出す。   
  
   『 13人。。。私がそこで倒した人数。。。』
   『 悪魔やイノセントを含めると。。。数え切れないくらい 』
   『 そんなことを14歳の頃までやっていた。。。』


   『 14まで? 』
 
   『 あぁ、何処からか施設のことが発覚して 』
   『 1人のDBがそこの職員達を全て殲滅した。。。』
   『 そこで初めて、その環境から開放された 』

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  施設が炎上する中、だけ施設内に留まっている。
  ナイフを構えて、そのDBの背後に忍び寄る
  だが、はDBに気付かれてしまう。
  ゆっくりに近付くDB。
  その状況に硬直する
  しかし、DBはをそっと抱きしめ、
  の耳元で何かを囁く。
  その言葉にの手からナイフが離れ落ちた。

   『 そして、私や他の子達は別の施設へと移された 』
   『 でも、全てがそれで治まったわけでもなかった。。。』


  日常生活に適応出来なくなっていた子。。。
  薬物投与の影響で倒れてしまう子。。。
  既に精神を侵されてしまっていた子。。。
  様々な理由から助けられた子供達だったが
  日を追うごとに数が減っていった。

   『 その子供達も最後の1人になってしまった。。。』
  
   『 おい、それって大丈夫なのかよ。。。? 』


  戦っているときの高揚感を思い出す
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   『 これと言った異常は見つかってない。。。』
   『 あったところで変わらない。。。』
   『 戦うことを辞められないと思う。。。』 

 
  そんな話を黙って聞いている末浪
  
   『 そんな私を見かねて 』
   『 施設院長からDB育成機関への進学を勧められた 』
   『 そこなら、私の精神状態にも。。。世の中的にも良いだろうってね 』

 
   『 そっか。。。色々あったんだな。。。』
   『 すまん。。。何か気の利いたこと言えなくて。。。』


   『 末浪が気にすることじゃない 』
   『 私がそう言う廻り合わせだっただけだから。。。』
   『 別に同情なんて。。。』


   『 うるせぇなぁ。。。同情して何が悪いんだよ 』
   『 そう思っちまうんだから、仕方ねぇだろ。。。』
   『 そんで俺はお前の力になりたいって思ってる 』
   『 なぁ、お前さえ良かったら。。。俺とPTとかさぁ。。。』


  その末浪の言葉に遮るように話す
 
   『 辞めておいた方が良い。。。』
   『 今の末浪が随分と腕を上げたのはわかってる 』
   『 でも、私と居たら。。。長く持たないと思う 』
   『 すぐ死ぬとわかってる相手とPTを組むつもりは無い 』


  そう言って、はその場から去ろうとする。
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   『 あぁ、わかってるさ。。。俺とお前の力の差くらい。。。』
   『 でもよ、俺は。。。』

  
   『 私だって。。。知ってる人間の死なんて望んではいない 』
   『 足手纏いは不要だって言ってるの。。。』


  はその場から去って行き、
  取り残された末浪は溜息をつく。
 
   『 予想はしてても、面等向かって言われるのはキツイなぁ。。。』
   『 まぁ、でも。。。やれることでやってくしかないんだろうな。。。』


  末浪も何かを決めて立ち上がる。
  そして。。。。。


  
  翌日、地域環境管理実習訓練中。。。
  そんな中、各PTに通信が入る。
  ミコト達は一箇所に集合する。
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   『 え?麻宵と鳴滝のPTが行方不明ですか? 』

   『 えぇ、10分前から通信が取れなくなってる。。。』
   『 現場周辺には争ったと思われる形跡有り 』
   『 ただ血の量や残留物から考えて 』
   『 別の場所へ連れて行かれた可能性は高いと思う 』


   『 誘拐ってことですか? 』
   『 でも、目的は。。。』


   『 ここ最近、各地で神隠しが増えていると言う話を聞いている 』
   『 それに巻き込まれたと言うところだろう。。。』


   『 DBと候補生10人を短時間で拉致れる連中ってことか。。。』

   『 多分、そのくらいの戦力はあったのだと思う。。。』
   『 とりあえず、一旦戻って。。。』


  が立ち上がって、戦闘の準備を始める。
 
   『 全く舐められたものだ。。。白昼堂々と誘拐なんて。。。』
   『 周辺に別のPTが居たのだってわかったはずなのに。。。』

 
   『 ちょっと、待って!ここは一旦体勢を。。。』

   『 戻るまでに30分。。。部隊を再編成して更に1時間。。。』
   『 もしも、離れた場所に逃げられたらお終い。。。』


   『 歌音さん、私も斑の意見には賛成です 』
   『 最低限の戦力で捜索だけでも行った方が良くないでしょうか? 』


  考える込む歌音
  そして、その意見に妥協する。

   『 わかった。。。その方が良いのかもしれないですね 』
   『 とりあえず、応援要請は私から連絡しておきます 』
   『 では、深本さんは候補生達を連れて戻ってください 』
   『 残りのDBさんで捜索を開始しましょう 』


  ミコト達は周囲を警戒しながら、  
  歌音の指示の下で捜索が開始された。

Another:064【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 全ての表情 』Another:064


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  何処かの施設の広い部屋。。。
  白髪の少女が中央に置かれた椅子に座っている。
  体を拘束され、身動き出来ずにいた。
  それの様子を誰かがガラス越しに見ている。
  そして。。。
 
   『 ・・・・・・・ 』

  がベッドで目を覚ます。
  どうやら、が見ていた夢だったようだ。
  そして、起きると同時に少し頭痛を感じる。
  そのまま体を起こして、洗面台で薬を飲む。
 
   『 市販の薬では効かなくなってきてるか。。。』
 
  そのとき、洗面台の鏡が目に入る。
  するとはその鏡を殴り割る。
  しかし、半機械化したその拳からは
  血が出てしまっていた。
  そして。。。。。


  
  DB候補生・地域環境管理実習訓練5日目。。。
  ミコトPT斑PTの候補生が喧嘩を始める。
  それは横殴りが原因だったらしい。
  ミコトもそこに集まる。

   『 自分の生徒も満足に見れないの? 』

   『 その言葉。。。そのまま返したいんだけど? 』


  2人は自分の武器に手を掛ける。
  そんな状況にさすがに当の候補生達も宥めに入る。
  しかし。。。

   『 DBに一番大切なことって知ってる? 』
   『 それはね。。。退いてはいけないときもあるってこと!』

 
   『 同感だ!』

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  ミコトは間を取って銃を構える。
  は斬鋼を振り上げて突っ込むが。。。

   『 !? 』
 
  咄嗟に歌音が間に入って
  2人を一瞬で蹴り弾く。
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   『 教官同士で実践訓練して、どうするんですか? 』
   『 もぉ~2人が短気起こしたらダメじゃないですかぁ~ 』
   『 はいは~い、皆も今が悪い例です 』
   『 もし、お互いの意見が食い違ってしまったときは 』
   『 一度、相手の視点で考えてみましょう 』
   『 命に関わらないことなら、割と話合いで解決出来ますからね 』


  そう言って候補生達の仲裁をする歌音
  候補生達は納得するものの、ミコト達はの微妙に納得してない。
  
   『 もぉ~仕方ないですねぇ。。。』

  そして。。。


  
  候補生の訓練を終えて。。。
  歌音は教官DB達に声を掛けて
  育成機関の調理室で食事会を開く。
  そこには露骨に嫌な顔をする
  そのを警戒しているミコトも居た。
  
   『 沢山ありますから、ドンドン食べてくださいね 』

  そこには沢山の中華料理が並んでいた。
  DB達はそれを食べ始めが、
  は手を付けようとしない。

   『 全く。。。毒なんて入ってねぇよ 』
   『 ほら、かんなり美味いぞ 』


  末浪が先に食べて見せ、それをに渡す。
  もそれを無言で受け取って、食事を始める。
  歌音は食事を美味しそうに食べているDB達を眺める。
  その表情は何処か嬉しそうだった。
  そんなところにミコトが話し掛ける。
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   『 もしかして。。。気を使わせてしまいましたか? 』
 
   『 え? 』

   『 何か親睦会みたいな感じでしたから 』
   『 私と斑を気にして。。。』


   『 半分はそれもありますけど。。。』
   『 元々料理を食べてもらうことが好きなんですよね 』
   『 本当、世界中の皆が。。。こんな顔出来たら良いのに 』

 
  その食事をしているDB達の表情は楽しそうだった。

   『 そうなると良いですね。。。』

   『 なると良い。。。?違いますよ 』
   『 私達でしていけば良いんですから。。。』
   『 期待してますね、ミコトさん達に。。。』

 
   『 はい。。。』

 
  小さく頷くミコト
  そして。。。


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  食事をする中、は何かを探す素振りをする。
  そんなところに末浪は林檎ジュースを渡す。
  受け取るのを少し躊躇う

   『 何だよ、飲み物もかよ?なら、口移しで飲ませっか? 』

   『 いや、それは遠慮しておく。。。』


  飲み物を受け取り、それを飲む
  末浪はそんなを少し心配そうに見る。

   『 なぁ、ちょっと立ち入った話なんだけどよ。。。』
   『 お前、第六ホームが崩壊した後ってどうしてたんだ? 』
   『 在学中って、何となく聞けなかったからさぁ。。。』


  聞かなかったように食事を続ける

   『 いや、別に言いたくなかったらいいんだけどさ。。。』
   『 でも、俺はお前が心配で仕方ない。。。』
   『 ガキの頃の話って言っても。。。友達してたんだからさぁ 』
   『 それに。。。』


  末浪は小さな頃のの表情を思い出す。
  は箸を置いて、末浪を見る。
 
   『 別に言いたくなくも、隠してるわけでもない。。。』
   『 末浪は「タルタルス・オフィス事件」のことは知ってる? 』

 
   『 え?確か施設出身のDBを集めて。。。』
   『 悪魔の餌にしてたって話だよな? 』


   『 それと似たような話。。。』
   『 私も入れられた施設がそう言うところだった 』


  は表情無しに淡々と話し始めた。
 

Another:063【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 継承 』Another:063



  地域環境管理実習訓練の休憩中。
  ミコト歌音は食事をしながら話をしている。
  そして、歌音が魔法を全く伝えないと言うことに
  ミコトは少し驚いていた。

   『 何故、人が魔法を使えるようになったか知ってますか? 』

   『 いえ。。。』

 
  そう言って歌音は魔法について話し始める。
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   『 大破壊より少し前。。。』
   『 ある科学者が魔界世界を繋ぐ扉を開いてしまった 』
   『 その影響で魔界の力が流れ込み。。。人に魔力を与えた 』
   『 歴史的にも何度かあったみたいです。。。人が魔法を得たことが 』
   『 でも、私にはそれが無い。。。』
   『 魔力が弱いとかではなくて、全く魔力が無いんです。。。』


  歌音は昔のことを思い出す。
  崎守に魔法を教わろうとする若い頃の自分。
  しかし、自分には魔力が無いことを知って落胆する。
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   『 でも、崎守さんは代わりに銃を教えてくれて 』
   『 自分で言うのもなんですが、今では。。。』

 
  指鉄砲を作って、念威だけで木の枝を撃ち落す。

   『 ちょっとしたものだと自負してます 』

  自分が精々ストローの殻を弾く程度なのに
  枝を撃ち抜くだけの歌音の念威に驚く。

   『 だから、今度は私があなたに伝えたいと思ってます。。。』
   『 彼女がきっかけをくれた力を。。。ミコトさんに。。。』


  そして。。。。。
  

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  実習訓練を終えて、ミコト達はDB育成機関に戻っていた。
  そして、訓練室で歌音に銃術を教わっている。
  弾丸を放つ力の込め方、呼吸法、想像力。。。
  歌音は自分が受けた教えをミコトへ伝えていく。
 
   『 少しコツを教えただけで、こんなに。。。』

   『 多分、2割くらいは威力が増してると思います 』
   『 でも、正直言うと。。。2倍は欲しいです 』

 
   『 そんなのすぐですよ。。。この調子なら。。』


  ミコトは一度休憩して、歌音が射撃を始める。
  その威力は自分を凌駕するものだった。
 
   『 本当、凄いですね。。。』
   『 これで魔弾が使えたら。。。』


  魔法を求めていた歌音に対して
  少し無神経なことを言ったと口を紡ぐミコト
 
   『 気にしないでください。。。本当、そうですよね 』
   『 もしも、私に魔力があったなら。。。』
   『 もしもって話。。。結構、好きですよ 』
   『 それに魔法が使えないのは残念だって思うけど 』
   『 今の自分には納得してますから。。。』 

 
   『 あの。。。何か思い当たることとかあるんですか? 』


  少し考える歌音

   『 う~ん、年齢よりも髪肌は良いと思いますし。。。』
   『 自分で言っちゃいますけど、綺麗な方だとは思います。。。』
   『 もしかしたら、魔女に嫌われて呪いを掛けられたのかも知れませんね 』


  悪戯っぽく言う歌音
  少し苦笑するミコト
  
   『 今、苦笑しちゃいました? 』
   『 もしかして、かなりスベってます? 』


   『 あ、いえ。。。別に。。。』
   『 その。。。その通りだと思います。。。』


   『 10代の子にそう言われると嫌味かなぁ~ 』
   『 なんてね。。。』


  そんなやり取りに微笑む2人。
  そして、ミコトはDB候補生の実習訓練の後に
  歌音からの訓練を受けることとなる。
  その様子は少し年の離れた姉妹のようだった。 

 

Another:062【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 親子関係 』Another:062



  育成機関メンバーは再び場所を変えて
  DB候補生達の実践訓練を行っていた。
  そんな中、ミコトは管轄の候補生達を呼び集める。
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   『 昨日の訓練でわかってると思うけど 』
   『 私は交渉とか苦手だから。。。』
   『 一応、魔戦士から魔弾手になった 』
   『 だから戦闘面のことなら、少しは教えられると思う 』
   『 私の出来ることで伝えていくつもり。。。』
   『 後は自分で工夫するなり、他の人に聞いて。。。』

  
  そうして、ミコトPTは戦闘技術を主体にした実習を始める。
  敵を察知する姿勢PT連携の重要性戦闘意志を伝える。
  前日とは違い、比較的スムーズに事が運ぶ。
  そして、休憩の時間となる。

  ミコトも作ってきた弁当を広げて食事を始める。
  DB候補生達の様子を見ながら、
  自分の候補生時代を思い出す。
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  そんなところに。。。
  
   『 あら?美味しそうですね 』
   『 隣、いいですか? 』

 
  そんなところへ歌音がやってくる。
  2人は食事をしながら会話を始めた。

   『 慣れました?このお仕事には。。。』
 
   『 いえ、正直言うとまだ。。。』
   『 人と関わること自体が少し苦手で。。。』


   『 でも、今日は随分と様になってましたよ 』


  そう言って微笑む歌音
  それに釣られてミコトも照れ臭そうにする。
 
   『 小さな頃から崎守さんに教わってたんですか? 』

   『 はい、8歳くらいから。。。』
   『 自分の身は自分で守れるようにと。。。』


   『 崎守さんらしい教えですね 』
   『 では、昔からDBになるためにって感じで。。。』

 
   『 いえ、寧ろDBにはしたくなかったみたいなんです 』
   『 あくまで護身で教えてるって言ってましたから。。。』
   『 でも、色々あって。。。諭桔さんの厚意で学校に入って。。。』
   『 いつの間にか、今に至ったって感じなんです 』
   『 これでも昔は泣き虫だったんですよ 』

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  少し驚く歌音
  
   『 泣き虫で。。。いじめられっ子で。。。』
   『 よく崎守には「やり返してこい!」って怒られたっけ 』


   『 何か無茶苦茶ですねぇ 』
 
   『 自分に非が無いのに黙ってやられてきたのか? 』
   『 他人に嫌なことをして、それに気付かない相手にも 』
   『 自分の為にならないって。。。』
   『 多分、抑止力で均衡を保てって言いたかったんだと思います 』


  小さな頃、近所の子供達に泣かされていた自分を思い出す。
  その度に家で崎守に怒られていた。
 
   『 でも、性格ってあるから。。。中々それが出来なくて。。。』
   『 そんな感じだったのだけど、一度だけ大喧嘩したことあったっけ 』


  小さなミコトは我慢出来ず、いじめっ子達に大怪我を負わせてしまう。
  するとその親達が家へと怒鳴り込んできた。
  理由を問うが、答えないミコト
  親代りである崎守や自分を罵倒し続ける親達。
  そんな様子を見て、小さなミコトは理由を呟く。
  「DBみたいなチンピラ稼業の子」と馬鹿にされたことを。。。
  自分の大切な人を馬鹿にされたのが許せなかったことを。。。
  そんな小さなミコトの頭を撫でる崎守

   『 そのとき、崎守はこう言ったんです。。。』
   『 理由は何にあれ手加減を教えられなかった自分の責任です 』
   『 でも、この子は間違ったことはしていない。。。大切なものの為に戦った 』
   『 自分を罵倒するのは構わない。。。でも。。。』
   『 これ以上、うちの子を侮辱するのなら。。。燃やすぞって。。。』


  その崎守の言葉に余計逆上し、更に罵倒を続ける親達。
  しかし、次の瞬間。。。
  崎守が目の前のテーブルに掌を叩きつけると
  そのテーブルが一瞬で灰になる。
  そして、その掌を親達の顔へと向ける。
  慌てて逃げ出すいじめっ子の親達。
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  少し無茶苦茶な話だけど、どこか誇らしげに話すミコト

   『 だけど、結局怒られたんですよね。。。その後。。。』
   『 「やりすぎ」って。。。拳骨付きで。。。』
   『 でも。。。「ありがとう」とも言ってくれたなぁ 』
   『 ちょっとだけ彼女の教えが理解出来た気がしました 』
   『 言うこと、やること無茶苦茶だったけど 』
   『 私はそんな崎守が大好きでした。。。』

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  はしゃぐ感じは無いものの
  極当たり前の親子風景を思い出すミコト
  
   『 何か崎守さんも親をしてたんですね。。。』
   『 一緒に仕事したときには、そんな素振り見せませんでしたから。。。』
   『 あ、でも。。。崎守さんが仕事のときって 』
   『 結構、家を空けたりと大変ではありませんでしたか? 』
   『 家に1人とか寂しかったとか。。。そう言うのは。。。』


   『 極力、日帰りの仕事を選んでいたみたいです 』
   『 あ、でも。。。一度暫く預けられてた時期もありました 』
   『 5、6歳の頃に2年だけ。。。諭桔さんの家に。。。』

  
   『 仕事に付いていくとかは。。。なかったんですか? 』
  
   『 実践訓練でってことならありましたけど。。。』
   『 依頼とかのときは、全然。。。』


   『 そうでしたか。。。』

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  少し考え込む歌音

   『 どうかしましたか? 』
 
   『 あ、いえ。。。』
   『 だとすると、彼女のDBの姿を知らないんだなって思いまして 』    
   『 本当、格好良かったんですよ。。。炎、纏う蒼の魔崩戦士 』
   『 私も同じ魔崩使いになりたかったのだけど。。。』

 
  自分の手を見詰める歌音

   『 私は。。。魔法が全く使えませんから。。。』
 
   『 え。。。? 』

 
  DBなら最低限アギ級の魔法を使えるはずだが、
  その歌音の答えに驚くミコト
  歌音の表情は微笑んではいるが、
  少し寂しそうな顔もしていた。

Another:061【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 同期生 』Another:061



  育成機関メンバーは第五ホーム周辺の森林地帯に居た。
  そんな中、ミコトは1人丸太に座っている。
  DB候補生が悪魔の攻撃を受けそうになると
  そのフォロー射撃だけ行う。
 
   『 はぁ。。。向いてないなぁ~こう言う仕事。。。』
 
  その仕事内容と言うのは
  ホーム付近に発生した悪魔の抑制。
  低級悪魔を相手に各候補生のPTが
  各々の判断で、実践を兼ねた対応をする。
  そして、そのPTの安全確保の為に
  機関を卒業したDB達が集められたと言うものだった。
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   『 あの。。。交渉の手本を見せてもらいたいのですが 』
 
  1人のDB候補生がミコトに教えを請う。
  一瞬、露骨に嫌な顔をするが
  已むを得ずに手本を見せようとするミコト
  そして。。。

  1匹の悪魔に標的を合わせて交渉をする。 
  1匹目決裂。。。2匹目。。。3匹目。。。
  アッと言う間に10匹目の標的となる。

   『 あの。。。もういいですから。。。』

  さすがに意地になって続けるミコト
  その結果。。。
 
   『 お願いだから、仲魔になってくんないかなぁッ! 』

  頭を下げると同時に悪魔に頭突きを入れる。
  その悪魔はそのまま沈黙した。
  それに少し引いてしまう候補生達。
  ミコトも溜息をつく。
  
  比較的近くで候補生補佐をしている
  戦闘だけではなく、交渉やその他の育成を卒なく行う。
  自分とは違い、予想外の協調性に更に溜息をつく。
  そんな中、自分のPTノルマを終えた末浪が話し掛けてくる。
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   『 何だよ~お前のPTはまだ終わってないのか? 』
 
   『 別に時間はまだあるから。。。』
  
   『 何言ってんだよ。。。終わってないのお前のところだけだぞ? 』


  ミコト管理のPT以外は全て仕事を終えていた。
  暫くして、ミコトのPTもノルマを終える。
  そして。。。。。

  
  
  育成機関メンバーは第五ホームに戻り、
  今日の仕事を終えて解散する。
 61-4.jpg
  
   『 お~い、久しぶりに飯食い行かね? 』
  
   『 末浪の奢りなら良いよ。。。』
 
   『 勘弁しろよ。。。お前、人の倍以上食うだろ? 』
   『 端数くらいなら出してやる、だからどうだ? 』

  
  そして、自分達が候補生時代に行きつけていた店に行く。
  2人は注文を頼んで食事を始めた。
 
   『 しかし、本当に銃使いなんだなぁ~お前 』
   『 魔戦士でも十分やってけただろ~に。。。』


   『 色々あってね。。。何とか形にはなってきてる 』

   『 口下手の無愛想は相変わらずっぽいけどなぁ~ 』


  そんな軽口を叩く末浪に額拳骨をするミコト
  額を押さえて唸り声を上げる末浪
  
   『 末浪だって、ちゃんとDBしてるんだね。。。』
   『 少し驚いた。。。』


   『 あの頃は卒業すらヤバイとか言われてたからな~ 』
   『 俺は俺でこの半年頑張ったってわけだ 』


  掌にアギダインを作ってみせる末浪
  同期の成長に少し喜ぶと同時に
  のことを思い出して、少し凹むミコト
 
   『 はぁ~あの斑ですら上手くやってるのになぁ~ 』

   『 あいつはあれで世話焼き好きなんだよ。。。』


 61-5.jpg
 
  幼い頃のことを思い出す末浪
  それは転んでしまった自分より小さな子を励ましているの姿。
  そして、再び育成機関で出会った時には
  幼い頃の温和な雰囲気がなくなってしまったことを思い出す。
 
   『 優しくて、人懐っこくて、よく笑うやつだったんだよ。。。』

   『 末浪。。。? 』

   『 まぁ。。。ガキの頃の話なんだけどな 』
   『 白蛇のLady Hydra かぁ。。。』


   『 もしかして、末浪も第六ホームの。。。? 』
   
   『 あぁ、俺は両親が生きてたから 』
   『 そのまま別のホームへ移り住んだだけなんだけどな 』
   『 だけど、あいつは。。。きっと。。。』

  
  ミコトも自分のこれまでのことを思い出す。

   『 考えても仕方ないことだよ。。。そんなの。。。』
   『 もう過ぎちゃったことなんだから。。。』
   『 でも、気になるなら。。。今、力になってあげたらいい 』


   『 お前、あいつと仲悪くなかったっけ? 』
  
   『 別に合わないだけだから。。。嫌いとか、憎いわけじゃない 』
   『 末浪が誰の力になろうと知ったことじゃないよ。。。』


   『 そっか。。。そうだな。。。』


  食事を終えて店を出る2人。

   『 な~んだ。。。噂程イカれたわけじゃないじゃん、お前 』
  
   『 え。。。? 』

   『 いや、Red Catとか。。。報酬次第でって噂を聞いてたからさぁ 』
   『 野神の言う通り。。。思ったよりまともじゃん。。。』

  
   『 何か貶されてる?私。。。』
 
   『 褒めてんだよ。。。素直に喜べよ 』

  
  そう言ってミコトと肩を組む末浪
 
   『 まぁ~実習訓練が終わるまで頼むわ 』
   『 猫の魔弾使いさん! 』


   『 はいはい。。。』


  ミコトはそんな同期生との会話に懐かしさを感じ
  面倒臭そうな顔はするものの
  その口元は少し微笑んでいた。

Another:060【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 DB育成機関 』Another:060


 59-3.jpg

  歌音は優しく微笑みながら
  ミコトに握手を求めていた。
  ミコトもそれに応えるように手を握る。

   『 千樹も崎守と知り合いだったのか? 』

   『 はい、以前に調査のお仕事で一緒に。。。』
   『 その際には大変良くしてもらいました 』
   『 まだDBを始めたばかりの頃に色々と。。。』


  そんな話に少し微笑むミコト
  破丘の他にも、こうした人が居るのに安堵する。
  
   『 あの。。。その仕事って、どんな。。。』
  
   『 えっと。。。確か生体環境の調査だったと思います 』
   『 バベルから一般のギルドに回ってきた依頼だったかなぁ 』


   『 そうですか。。。』


  ミコト崎守器祇EDENとの関係を考えていた。
  少し難しい顔をするミコト

   『 どうかしましたか? 』
  
  少し心配そうな顔をする歌音
  そんな歌音に微笑み返すミコト

   『 あ、いけない。。。もう1つ報告がありました 』
   『 今回の地域管理実習の教官DBのことなのですが。。。』
   『 1人欠員が出てしまって。。。』

   
   『 他のDBには声を掛けたのか? 』
 
   『 いえ、これからなのですが。。。』


  そんな会話の中、歌音諭桔ミコトを見る。

   『 今、DBとして受けてる仕事とか。。。予定はあるか? 』

   『 いえ、特には。。。自分の訓練を考えてたくらいで。。。』
 60-1.jpg

   『 よければ手伝ってもらえませんか? 』
   『 あまり割の良い仕事ではないですが、簡単な仕事ですし。。。』
   『 銃の特訓なら、私が何か教えられるかもしれませんから 』


  少し困った顔をするミコト

   『 あぁ、それがいいだろう。。。』
   『 千樹は銃に関して、どのDBにも優ると劣らないからな 』
   『 それとも。。。他に当てでもあったか? 』


  話の流れで、淡々とミコトが育成機関の仕事を手伝うこととなる。
  そして。。。。。

  
  
  
  
  ミコトは時間より早く集合場所に居た。
  そして、仕事内容が書かれたデータを確認していた。
  
   『 あれ。。。?ミコトサキ? 』
 
  集合場所に1人のDBがやってくる。
 60-2.jpg
 
   『 ういっす、ういっす!おひさ~ 』
   『 噂には聞いてたけど、本当に生きてたんだなぁ~ 』

     マツナミ
   『 末浪。。。あなたも今回の仕事の参加者なの? 』  

  ミコトの前に少し軽い感じのDBが現れる。
  それは育成機関の同期生のDBだった。
 
   『 まぁな~参加者って、ここのOBばかりだし。。。』
   『 お前が知ってる奴も結構来んじゃね? 』
   『 ってか、何で今頃そんなの見てんの? 』

 
   『 詳細内容が届いたのが昨日の晩だからだよ。。。』

  暫くして、教官役として呼ばれたDB達が集まりだす。
  そこには同期だった者や卒業生だった者達が集まる。
  そして、1人のDBに目が止まるミコト
  
   『 斑。。。なんで!? 』

   『 あぁ~あいつはここの仕事結構受けてるからなぁ~ 』
   『 候補生の実践訓練とか。。。育成機関の依頼とか? 』


  ミコトに気付くが、無視をするように待機する。
  少し不満そうな顔をするミコト
  
   『 何だよ~お前等、相変わらずなのか? 』
   『 今回は野神が居ないんだから、面倒起こすなよ~ 』


   『 わかってるって。。。』


  そんな中、歌音も集合場所に現れて
  DB達へと仕事の説明を始める。
  その説明を受けてるミコトの表情は
  少し戸惑った感じだった。
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Another:059【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 旧知 』Another:059



  ミコトは何かの施設の廊下を歩いていた。
  その表情は少し緊張している。
  そして、扉を開けて部屋に入っていく。

   『 お久しぶりです。。。諭桔さん 』

  ミコトの前には50代後半くらいの男が立っていた。
  そして。。。


 
  2人はテーブルを挟んで話し始める。
 
   『 まさか実家に連絡が着てるとは思いませんでした 』
 
   『 お前の噂は聞いていたのだが 』
   『 連絡先がわからなかったからな。。。』
   『 崎守の家に送れば、何れ気付くと思って送っておいた 』


  どうやら、封筒の送り主は
  第五ホーム・DB育成機関機関長をしている
  この諭桔と言う男からのものだったようだ。
  ミコトはその機関の卒業証書を受け取りに来ていた。

   『 本当なら実習を経て渡すものだろうが 』
   『 今のお前なら十分経験を積んでるだろう。。。』
   『 クロエのことは、本当に残念だったな。。。』
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   『 はい。。。私が未熟なばかりに。。。』

   『 別に責めているわけじゃない 』
   『 仕方なかった。。。と言うつもりはないが 』
   『 その経験を忘れないようにすればいい 』

 
  少し表情が暗くなったミコトに気付く諭桔
  
   『 大なり小なり、誰にでもある経験だよ。。。』
   『 俺もそうして崎守に助けられたんだからな。。。』

   『 え。。。? 』

   『 聞いてなかったのか?崎守から。。。』
  
   『 はい、古い知り合いなのは知ってましたが。。。』

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  諭桔崎守と知り合った経由を話し始める。
  それは10年前にまだ自分がDBだった頃の話。
  任務中に襲撃され、そこに駆け付けた崎守諭桔を救っていた。
  しかし、片膝の故障。。。年齢的な理由でDBを引退。
  そこに崎守の勧めで、DBの育成機関を作ったことを話す。
  そんな中、何かを思いつくミコト

   『 諭桔さんは。。。崎守のこと、よく知ってるんですか? 』
  
   『 どう言う意味だ。。。? 』
 
   『 私は先生としての彼女と。。。家での彼女しか知りません 』
   『 何処で依頼を受けて。。。どんな仕事をしてたとか。。。』
   『 DBとしての彼女を全く知らないから。。。』

  
  少し考えた後に話し始める諭桔

   『 俺も詳しくは知らないが。。。』
   『 バベル直轄の仕事を請けていたらしい 』
   『 出会う前のこととなると。。。』
   『 人柄的な話なら、お前の方が知ってるだろ? 』
  
   『 そうですか。。。』

  
  そんな中、機関長室の扉がノックされる。
  会話を一度止めて、その相手を部屋へ呼び入れる。
  
   『 今回の計画書を持ってまいりました 』
  
  諭桔がその計画書に目を通す。
  そんな中、その計画書を持ってきた
  20代後半くらいの女性教官が
  ミコトの顔をジッと見る。
 
   『 あの。。。』

   『 あなたが。。。崎守さんの娘さん? 』

   『 え?。。。はい 』

  
   『 初めまして、千樹 歌音と言います 』
   『 私も以前彼女にお世話になったことがあるんですよ 』

 
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  歌音はミコトに握手を求め
  優しい感じで微笑んでいた。

  

Another:058【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】

 
 『 実家 』Another:058



  春風ミコトの家に食事に来ていた。
  そのメニューは餃子だった。
  相変わらず、ケチャップで料理を食べる春風
  
   『 え?第五ホームにですか? 』

   『 うん、一度帰ろうと思ってる。。。』


  ミコトは自分の力の見直し、
  実家に置いてきた装備とかを取りに行くため
  第二ホーム襲撃以来帰っていなかった
  実家へ帰ると言うことだった。
 
   『 先輩の地元かぁ~ 』
   『 第五ってまだ行ったことないんですよねぇ~ 』
   『 私も一緒に。。。』


   『 今回はダメ。。。』
   『 ちょっと1人で色々見直したいから。。。』

  
   『 でも、訓練だったら一緒の方がぁ~ 』

   『 春風の場合、実践をもっと経験した方が良いと思う 』
   『 私が帰ってる間のことは、破丘さんにお願いしたから安心して 』
   『 彼なら私よりも教えるのも上手いだろうし。。。』


  それでも少し納得してない顔をする春風

   『 今度、ちゃんと連れていってあげるから。。。』
   『 今回だけは。。。ね 』

 
   『 。。。約束ですよ。。。』

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  ミコト春風に指切りをさせられる。
  嘘をついたら、九十九針を飲まされるらしい。
  そして。。。。。



  

  翌日、ミコトは地元の第五ホームに居た。
  近所の人に少し声を掛けられながら
  実家の扉の前に着く。
 58-2.jpg

  久々に手にする実家の鍵。。。
  少し幼い頃のことを思い出しながら家に入る。

   『 まずは掃除かな。。。』

  半年以上空けていた部屋は埃を被っていた。
  途中、昔のアルバム写真や自分が作った工作などを眺め
  時間が掛かりながらも掃除を終える。
  そして、隠し倉庫である地下へと降りていく。
  そこには沢山の武具が置かれていた。

   『 あまり武器に頼った戦い方はしたくなかったのだけど。。。』

  ミコトは油紙に包まれていた
  幾つかの武器を手にする。
  ちゃんと動作するか確かめるミコト
  そして、生前の崎守が教えてくれた言葉を思い出す。

   『 武器に使われるな。。。使いこなせかぁ。。。』
   『 でも、今はそんなことを言ってもられないんだよね。。。』

  
  そんな中、春風からメールが来る。
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  その内容は破丘から九九式小銃を貰ったと言うものだった。
  文章の雰囲気からも喜んでいるのが伺える。
  
   『 全く、あの子は。。。』
   『 戻るときにお礼の御土産買っていかないとな~ 』


  簡単な武器の整備を終えて、少し休憩するミコト
 
   『 さてと。。。とりあえず、射撃訓練場にでも行ってみようかなぁ 』
 
  ソファーから立ち上がり、玄関に向かう。
  すると投函ポストに何か入っているのに気付く。
  危険物ではないか、警戒しながら封筒を手に取るミコト
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   『 あれ。。。私宛て? 』

  ミコトは予想外の自分への郵便に驚いていた。

   

Another:057【 ~暖かかった時間。。。過ぎ去りし、今。。。~ 】


 『 Boosted 』Another:057



  十数人の守衛達が何かを取り囲むように構えている。
  その守衛達は酷く緊張し、今にも引鉄を引きそうな感じだった。
  そんな守衛達の後ろにミコト春風が待機している。
  57-1.jpg

   『 何か大袈裟じゃないですか~? 』
   『 いくら何でも、1人にこの人数なんて。。。』


  守衛達が囲んでいたのは1人の旧政府からの使徒だった。

   『 私達の出番が無いなら、それはそれで楽な仕事。。。』
   『 用心に越したことないんだよ 』
   『 相手が本当にNoahの使徒なら。。。』


  守衛長の合図で一斉に使徒への攻撃が始まる。
  使徒もその攻撃を避け、仲魔 ガンダルヴァを召喚する。
  ガンダルヴァは一気に守衛達を薙ぎ払う。
  そして、攻撃を受けても表情1つ変えない。
  そんな様子にミコト仲魔 ネコマタ(珠姫)が話し掛けてくる。
 57-3.jpg

   『 ねぇ、あのガンダルヴァ。。。ちょっとおかしくない? 』
 
   『 うん。。。何となくだけど嫌な感じ。。。』
   『 何かまるで。。。』


  守衛達では使徒達を抑え切れず、
  ミコト達へと出番が回ってくる。
  ミコト春風に指示を出して、1人ガンダルヴァへと向かっていく。
  珠姫が接近戦で動きを固め、ミコトがそこに射撃をしていく。
  
   『 くそ、あれではガンダルヴァも持たないか 』

  仲魔の後ろに隠れていた使徒も攻撃に加わろうとする。
  その銃口はミコトに向けられていた。
  しかし。。。

   『 はい、そこまでだよ~ 』
 
  春風が気付かれないように使徒の後ろへと回り込み
  その銃を撃ち弾いていた。
  銃を持ち替えて、反撃しようとする使徒だが
  春風仲魔 ハーピー(サチ)から集中砲火を受ける。
  思いの外、呆気無く沈黙する使徒

   『 あれ?こんなに簡単に。。。? 』

  仲魔 ガンダルヴァと比較して
  その使徒の力に違和感を感じる春風
  そんな中、ミコトも苦戦しながらガンダルヴァを撃破する。
  そして。。。



  使徒はそのまま拘束され、守衛達に連行されていく。
  ミコト達は倒したガンダルヴァの骸の前に立っていた。
  
   『 ブーストアイテムでも使ってたんですかねぇ~? 』

   『 それも考えられるけど。。。ちょっと違う感じ。。。』
   『 もっと根本的な何かが。。。』


  ガンダルヴァの肉体がマグネタイトの効力を失い、
  徐々に光屑へとなって、魔界へ送還されていく。
  すると。。。

   『 何これ。。。』

  そこには電子部品が残されていた。
 57-4-1.jpg
  
   『 多分、人為的に悪魔を調整する部品。。。』
   『 それで自分のレベル以上の悪魔を使役してたみたいだね 』

    
   『 生体強化悪魔(Boosted Devil)ですか。。。』
 
   『 人のやることじゃないよ。。。本当。。。』
   『 こんな外法で得る力なんて。。。』

 
  まるで人形みたいだったガンダルヴァの表情を思い出す。
 57-2-1.jpg

  ミコトはその埋め込まれていたと思われる
  電脳チップを踏み潰す。
  そして。。。。。。


  
  ミコト達も新宿に戻って食事をしていた。
  食べ終えて、これまでの戦闘を思い出す。
  ガンダルヴァに苦戦したこと。。。
  器祇との戦闘。。。への敗北。。。
  
   『 そんなに弱いつもりはないんだけどなぁ。。。』

  指で銃形を作り、念威でテーブルにあったストローの殻を弾く。
  そんなミコトに少し気を使うように話し掛ける春風
 
   『 じゃあ、この後。。。私と一緒にトレーニングでもします? 』

   『 そうだね。。。最近、鍛錬だけの時間って取ってなかったしね 』
   『 ありがとう。。。私も付き合うよ 』


  食事を終えた2人は場所を変えて射撃の訓練を始める。
  そんな中、ミコトはまだ少し何かを考えていた。

 

AR-前回のあらすじ紹介-

 はろはろ~(o^∇^o)ノ
 旧世界の年末番組データで遠藤憲一さんのドラマを見て
 魚顔なんだけど、何かカッケーって思ったRockさん です。
 まぁ~強面の部類に入るのかなぁ~?なんも知らない
 こぉ~主役をガンっと張るってのは少ないみたいなんだけど
 何か気になる俳優さんだなぁ~なんて。グー!
 極上!カバチにも出てるらしいし。。。ちょっとチェックしてみようかなぁ?
 

 そんなことは、さて置いて。。。

 
 いよいよ、次回より『 Another-Rock! 』第8弾が開始!
 本当、長かったなぁ~今回は。。。
 そんなわけで。。。前回のあらすじ をサクっとおさらいなんてしてみたり。泉こなた


 
  Another-Rock!【~彼女が残したもの~】編
  ザックリあらすじ!



   Gargoyle・Projectについて
   斑と情報交換をしたミコト。。。
   更にプロジェクトを探るべく、あれやこれやと調べまわってました。。。
   45-02.jpg

   中々成果は挙げられず。。。
   とりあえず、ギルドでの仕事なんかをしてみることにする。
   
   しかし、先に目標を他のPTに殲滅されてしまう。
   よく見るとそのPTの中には知ってる顔が。。。
   それは育親 崎守が最後にPTを組んでいたDB 破丘の姿でした。
  
   ミコト「何故、崎守が犠牲に?」と言う蟠りを抱きながらも
   彼女が守った。。。当時、新人の破丘を頭では理解していました。
   その過去があったから、今の真面目な破丘の姿があるのだと。。。
 
   その数日。。。
   ミコトに思わぬ仕事が入る。
   それは「破丘の監視」。。。
   破丘は世界の政権を再び歪んだ形で取り戻そうとしていた
   旧政府の先兵の疑いを掛けられていたのです。
   48-05.jpg

   ミコトは仕事と割り切って、破丘の監視を始めます。
   何もないかに思われ、1週間が過ぎようとしていた頃。。。
   破丘が不振な動きが見られました。
   それはGargoyle関連の研究施設へ足を運ぶ様子。。。
   人体実験を行い、人が変質させられたサンプル。。。
   それを目の当りにして、ミコトの怒りは頂点でした。

    『 崎守は何故にこんなやつを助けたのかと? 』

   戦闘を仕掛けるが、逃げられてしまいます。
   しかし、ミコト破丘の鎧に発信機を仕掛けるのに成功。
   再び、破丘の行動を待ちます。

   53-03.jpg

   数日後、破丘を再び追うと別の研究施設へと繋がった。
   慎重にその研究施設を調べていると
   研究施設に関係していると思われる大剣を持った器祇と言う男と接触。
   ミコトはその男と戦闘を余儀なくされた。
   53-04.jpg

   その器祇の力は異様。。。ミコトは徐々に押され始める。
   そんな中、発信機は破丘が近付いていることを知らせる。
   そして。。。
   54-02.jpg

   死を覚悟するミコト。。。しかし、破丘器祇を射撃する。
   どうやら破丘崎守の一件でGargoyle・Projectを調べていたらしい。
   予想に反して、共同戦をすることになるミコト
   そして、器祇こそが崎守の仇だと知る。

   一時は怒りに身を任せて戦うミコトだったが
   危機を庇われそうになった瞬間に冷静さを取り戻す。
   「命を代価に救おうとする者 と その代価によって救われた者」
   そのの想いを再認識して。。。
   そして、再び戦闘。。。ミコトの機転によって器祇を撃破する。
   
   数日後。。。
   怪我を負いながらも動けるまで回復するミコト
   そして、真相を話すために破丘ミコトに会いに来る。
    56-03-5.jpg

   何故、自分を偽って旧政府の先兵の振りをしたか。。。
   自分が知っているGargoyle・Projectのこと。。。
   庇われ救われた崎守に対しての想い。。。
   残されてしまったミコトへ対しての謝罪。。。

   それにミコトも感情をぶつけると言う形で返答する。
   そして、本当の意味で破丘を理解するのであった。。。  
 

Rp--Supporter。。。経過報告書。


 はろはろ~(o^∇^o)ノ
 先日、音楽を少しやる友人にエレキギターを触らせてもらったのだけど
 自分が指の長さ的に向いてないことを思い知らされたRockさんです。ドクロ
 あー薄々は自分でもわかってた。。。自分の指の長さ。。。
 もぉ~コードが押さえられない。。。
 音楽をやるにしても挑戦する前に挫折感を味わいました。TT、fTT

 そんなことは、さて置いて。。。

 
 Rapider型の支援手。。。その経過報告。
 まぁ~まだ完成系ではないのだけど。。。色々と問題も。。。

 Rp.jpg

 元々メインは魔弾手
 その誤差に戸惑う。。。

  射程距離・・・ラピッドの射程距離は魔弾の1/3~1/4

 同じ銃って言っても概念は近接に近いかも??
 まぁ~連射出来るから、力押しが出来る感じではあるんだけどねぇ。意味不・・・・

 そして、現状。。。
 ステータス、魔晶、装備などを調整中。
 その現時点での火力はと言うと。。。

  不可侵天使をRpで2撃。

 まぁ~現状で言うなら。。。
 支援ステータス寄りRapiderって感じだから
 攻撃力はまだ頭打ちって感じではないのだけど
 乱戦状態の不可侵戦。。。途中で他に倒されてしまうことも。
 結構、それで切ない思いもしなくもなかったり。。。TT、fTT
 
 うーん、これでチン魔装部分が「速さ+3」以上に変更して
 Rpスキル7-0以上。。。
 レベルUPによる攻撃ステータス加算。。。

 これらを高めていけば
 不可侵天使の1撃も可能になりそうなんだけどなぁ~なんも知らない
 まぁ~1ターンって意味では倒せてるんだけどねぇ。
 まだまだ改善の余地はありそうかも。羅琉 ニヤリ

 ただ、現状で言うなら
 不可侵戦を考慮しての装備とかだから
 通常戦闘にはまだまだ疑問も残っていたり。。。
 SCATTER-SGに自主製作可能領域のS5ガンスリンガーを組み込んだ
 Rp特化型銃を作ろうとも思ってるのだけど。。。

 肝心の原料が。。。、f
 
 軽い気持ちで始めたことだったけど
 思いの他、手間が掛かりそうだぜぇ~
 そして、マッカもな。。。
 まぁ、楽してキャラクター作っちゃっても愛着が無いかぁ~汗;

 それと。。。


 とあゲコ①

 とあゲコ~♪

 現在、コラボ企画サービスで行われてる装備。。。
 とある科学の電磁砲 より
 ゲコ太のイヤリングをGet! グー!

 とあゲコ②

 内容はと言うと。。。
 Lv30以下速度強化って感じだなぁ~
 物霊も出来ないので、装備性能としては。。。残念な仕上がり。 汗;
 ただ。。。

 こう言うデザイン。。。嫌いじゃないなぁ~ かお

 って。。。リアルは気持ち悪いけど
 キャラクターにすると可愛いよねぇ~うまそ~~~~~~
 証券。。。「とあるゲコ太の引換券」より交換。
 時折、これの売買リストを見るのだけど。。。思わず。。。
 
 正気かっ!? T-T

 。。。なんて思ってしまったり。。。
 あ、これってCP品ではないですよ~汗;
 
 
 そして、更にっと。。。

 雪景色の影響で撮影が2週間延期。。。
 新システムによる撮影追加。。。
 予定を1ヶ月遅れての完成。

  真・女神転生Imagine -異想譚-
  Another-Rock!


 いよいよ、近日公開!
 まぁ~これまでのあらすじをチャチャっと触れたら
 ドドーンと隔日で更新していこうかなぁ~なんて。 グー!
 久々にアイツも出ちゃうかも??
 Check your look!ですよ~きゃー!

Gun Dance Succession♪

 はろはろ~(o^∇^o)ノ
 って美味しいけど、焼肉には敵わないよね?Rockさんです。
 久々にタラバったのだけど。。。
 甲羅に鋏を入れて、身を穿り出して、手がベトベトで。。。
 あらゆる局面を考えちゃうと、焼肉最強かなぁ~なんて。汗;
 うーん、そう考えると。。。私もまだまだ若いかも??
 Rockさん、お肉は山葵で食べるのが好きです。グー!

 そんなことは、さておいて。。。

 
 自分でも面倒な性格だなぁ~ってのは理解してる。。。
 きっと気にしなければ良いことかもしれない。。。
 でも、それは見て見ぬ振り。。。自分を誤魔化してる感じかも??
 さぁ。。。気になっちまったなら、やっちまいな!
 それは。。。


 ちょっと疑問に感じたのなら
 自分でやっちゃいな!-Project-


 今までは通常記事にチョイチョイ書いてたりしてたのだけど
 何気にこの企画って。。。第6弾くらいなんだよねぇ~
 何が?って言うと。。。
 Rockさん体験主義。。。ちょっと疑問に感じたことは自分でやってみる感じ。羅琉 ニヤリ
 まぁ~これまでで言うと。。。銃、魔崩、融合、生産、禁呪支援。。。
 極めずとも、それなりに体験はしてきました。
 今回、ちょっと気になったのが。。。

 Halfs

 これはRockさんが個人で呼んでる総称なんだけど
 所謂、『支援&戦闘職』の存在。
 古人曰く。。。二兎追う者は一兎も獲ず。。。
 どっち付かずな感じになってしまって、どーよ?とも思ったことも。。。意味不・・・・
 実際、Rockさんの1stもエンハ魔崩(2-5)
だったことがあったのだけど
 ステータスによるスキル影響修正以降。。。使い物にならなくなったり。。。ガーン
 
   ※ エンハ導入当時は固定して1.5倍効果。
     しかし、修正後は知力の影響で大きく作用されることになった。


 そんなこともあって、Halfs の存在に少し違和感があったし。。。
 バリアの無い支援の存在意義ってのにも
 少し疑問に思ってたんだよねぇ~なんも知らない

 まぁ~最近でこそ魔晶武器の火力影響とかで
 エンハ2-5の戦闘職ってのも
 攻撃力を己で底上げするって姿勢が理解出来たりなわけだけど。。。
 やっぱり、バリアの存在は大きいよねぇ?
 私自身が死亡の大きな理由の1つが
 『反射死』ってのも印象の理由なのかもしれないけど。。。汗;
 
 そんなわけで、私も再び『支援&戦闘職』に挑戦!
 自分もHalfs をしてみることにしました!きゃー!
 とりあえず、支援は確定として。。。選ぶ戦闘スタイルはっと。。。
 
 Rapider

 これならエンハ5-0を取った後でも
 レベルを上げていけば、上位ラピッド取ってもお釣りが来る感じ。
 本当は近接とかの方が合理的だとは思うのだけど
 武器に費用が嵩みそうだったからなぁ~照れ
 
 そんなわけで、ここ暫くとコツコツ積み上げていたのが。。。

 Rp-Rock!

 Western Style。。。気分は『OK牧場の決斗』
 Rp-Rock!。。。ここに推参!

 現在、魔晶調整中。。。
 支援5-0。。。連射6-0。。。
 そこそこの支援効果もあるし、蜂の巣ラピッドでの力技も多少出来たり。。。グー!
 まーそれでも新月不可侵天使相手だと
 1ターン殺は可能ではあるが。。。1撃は不可。。。
 ラピッド中に横槍入れられることも多々あり。
 結構、あるんだよねぇ~PTメンバーや部外者問わず。。。
 乱戦の場合は本当仕方ないのだけど。。。切なくなるぜぇ~TT、fTT

 現状のステータスだと
 ラピッド有りの支援って感じになるかなぁ?
 ただ私としても性格的には戦闘タイプなので
 こぉ~そう言う攻防バランスも上手くやっていきたいなぁ~なんて
 思っちゃったりもしてるんだけどねぇ。羅琉 ニヤリ
 ただ。。。忙しないわぁ~支援&戦闘職って。HAPPY

 そんな状況に更にもう1つ要素を加える予定。。。
 それは。。。召喚士! 
      サマナー
  ※ 召喚士・・・仲魔での戦闘メインの補助職種のタイプ?

 やはり戦闘においては、専門職に劣っちゃうしねぇ~意味不・・・・
 その分の補強はしたいところ。。。
 そして、属性上の理由でLaw仲魔は作ってこなかったのだけど。。。

 モーリアン

 戦三女神の1人。。。モーリアン!
 
 衝撃特化悪魔。。。
 Rockさんはスタイリッシュな感じの悪魔が好きです。キPーハ
 あーでも、モーリアンを作るに当って
 1点違和感があるんだよねぇ~意味不・・・・
 
 モーリアンは三位一体の女神の1人。
 マッハネヴァンを含めて、バイブ・カハって戦女神なのだけど
 モーリアンの合体する工程。。。

  バイブ・カハ × マッハ → モーリアン

 マッハ + モーリアン + ネヴァン → バイブ・カハ
 って話ならわかるのだけどねぇ。。。大人の事情??てへ
 でも、そうなると毒婦のネヴァンの追加を待つのみかぁ~
 あ、それと出来れば。。。人型マッハが導入されないかなぁ~ニコリ
 ペルソナでは人型のマッハだったわけだし。。。
 モーリアンの赤バージョンで良いので欲しいかも。
 ガンガーコワトリクエの明らかな類似悪魔があるんだから。。。良いよね??

 とりあえず、地盤は固まってきたわけだし
 こっちのRp-Supporterもチョイチョイ遊んでいこうかなぁ~きゃー!

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プロフィール

MiKo-Rock!

Author:MiKo-Rock!

MiKo-Rock!の
「MiKo」は名前に在らず。
姓の略式です!
Devil Busterをしていたが、
世界崩壊後にARKSへ転生。
HumanからCastとなる。

身長  : 182cm
体重  : ??kg
血液型 : O型   
年齢  : 18歳
Main   : Ranger
性格  : Slow starter

    ※ あくまで設定ですよぉ~

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